ルールがある

title 労務
お母さんはマルをあげたい!

昨日の長女(小4)の算数のテストの問題。

27人で遠足に行きます。一人分の電車代は430円です。全員でおよそいくらになりますか?

娘が書いた式は「30×400」。これでバツをもらってきました。私は「これはマルだよ!」と思いましたが、「400×30」がルールだそう。

確かに納得はできないけれど、それがルールだから、と言われると反論ができません。社会には納得できないルールが存在するのも事実ですから。
ですが、子どもの教育については理屈が通れば正解が何通りもある!ということは知っていてほしいと思いました。

社会のルールにおいてずるをすると、ルールはもっと厳しくなります。
今日は育児休業給付金の支給延長に関する話題です。

育児休業給付金の支給延長に係る受給資格確認手続の見直しが検討されています 

現行制度では、「保育所等の利用を申し込んだが当面入所できない場合」を育児休業給付の延長の要件とし、その事実を、原則として自治体の発行する入所保留通知書で確認することとなっています。
これを今後は、客観的に「保育所等の利用を申込んだこと」「当面入所できないこと」を確認することに加えて、「育児休業給付を延長しなければならない状態にあること」をハローワークが認定した場合に限り、延長を認めることが検討されています。

核家族で3人の子どもを育てる親としては、保育園に入園できないのに育児休業給付金の支給延長も受けられないのは厳しい・・、と思いますが。
しかし、入所を希望しないにもかかわらず、入所申込みを行う事例が年々増加しており、育児休業給付の延長したいがために保留通知書を求める保護者もいるようなので、やむを得ない策ですね。