ハッキリと?やんわりと?
物事の伝え方
誤解の内容にハッキリと伝える場合
日本人らしくやんわりと遠回しに伝える場合
2パターンの分類の仕方があると思います。
どちらがいいのでしょうか・・・
歯医者さんでのダメ出し・・・
定期健診のため歯医者さんに伺いました。
クリーニングがメインだったのですが
担当していた歯科衛生士さんに・・・
「慌て磨きました?磨き残しが残っていますね」
と、ハッキリと言われました。
40歳にもなって恥ずかしいなぁという気持ちと
確かに、時間に間に合わずに急いで磨いた(図星)ので
とても『耳が痛い』と感じました。
『もう少しやんわり伝えてくれないかなぁ』
なんて考えが頭をよぎったときに、ふと、思いました。
自分はお客様に対して、どのように振舞っているだろう?
お客様へのアドバイス
私の場合は、ケースによって伝え方を変えています。
例えば、ハッキリと伝えるケースでは・・・
・数字に基づいて客観的事実を伝える場面
・納税額を伝える場面
・顧問報酬などの料金を提示する場面
・すぐに改善してほしいこと ←今回はこれ
・お断りする場合(怪しい営業、脱税相談、タダ乗り・・・)
etc.
やんわりと伝えるケースでは・・・
・お客様に選択を委ねるケース
・相続税申告のお客様
(相続税申告に慣れている方はおらず高齢の方も比較的多いため)
etc.
さきほどの歯医者の件
『耳が痛い』とは思ったものの
自分のスタンスに照らすと
『ハッキリと』伝えるべき事項でした。
良薬は口に苦し
孔子の教えで有名なものですね。
『良薬は口に苦し』
子供が飲む粉薬の抗生物質は
相当苦そうです。ですが効果抜群!!
他人からのアドバイスも同様で
有益なもの、図星なものほど『耳が痛い』と感じるものです。
『耳が痛い』アドバイスこそ
真に受け容れるべきものなのかもしれません。
(例外的に、ただ攻撃的な感情的なアドバイスもありますが)
