目的を持つ、知る
9歳の娘は本を読むのがとても好きです。私が知らないことまで知っていて教えてくれます。
暇さえあれば本を読んでいます。その集中力、とても尊敬しています。
そんな娘が、お手伝いを頼んだ際に反論した話です。
わが家では、やることリストを作成していて、それが終わったら自由時間というやり方をしています。
その日は、夫が不在で、やることを済ませ本を読んでいた娘に食事の配膳をお願いしました。
すると娘が「宿題が終わっても、お手伝いしてって言われる。それは自由時間ではない」と反論。
確かにその通りだな、とは思いました。なので食事のあと2人で話をしました。
まずは自由時間中に、お手伝いを頼んだことを謝罪しました。次にお手伝いについて相談しました。
ひとまず、今まで娘がやったことのあるお手伝いを列挙してまらいました。
・食器洗い
・お風呂あらい
・お片付け
・玄関の靴そろえ
・料理
・洗濯ものたたみ
・弟と妹の面倒を見る
私「お手伝いは、何のためにやるの」
娘「お母さんが楽するため。」
私「じゃあこの中で、大人になって一人で暮らすようになった時、自分でできないと困るものってどれ?」
娘「…面倒見る以外、全部。あっ。」
私「確かにお母さんはとっても助かるよ。でもそれだけではなく、一人で生活できるようになる練習でもあるんだよ。」
娘「そうだね。」
自分で気づき、納得した様子でした。これからは毎日1つお手伝いをしてくれるそうです。さっそくやることリストに追加してくれました。
目的を知ると、取り組む姿勢が変わってくると思います。継続できるかどうかも違ってきます。
義務ではなく、自らの意思で行動するとなおさらです。
でもこの素直さは、見習わなくては。また一つ、娘から学びました。