粘り強く(2023.3.28)

takeuma 子育て

粘り強く

先日、次女の卒園式でした。
次女の通う園では卒園式が二部構成となっており、一部が一般的な卒園証書授与式、二部が発表会となっています。

二部のお話。この日のために練習した竹馬、駒、鞠つき、側転、ブリッジ。どれもどれも本当に頑張ったのですが、特に私の心に響いた竹馬について書きたいと思います。

親子参観で作った竹馬に裸足で乗り、堂々とたくましく歩く次女の姿に涙がでました。

次女だけでなく、ほかの園児も23人全員が竹馬に悠々と乗るかっこいい姿を披露してくれました。
運動が苦手な子、高いところが苦手な子、バランスがうまく取れない子もいるでしょう。
練習中に竹馬から落ちて大きな青あざや擦り傷を作ってきたこと、竹の棒を足の親指と人差し指に挟んで乗るので指の間の皮がむけてしまったことも一度や二度ではありません。他の子もきっと同じでしょう。それでもみんなが「練習したい!竹馬に乗れるようになりたい!」と先生に練習する時間を求めたそうです。
全員がこの日のために諦めず練習し成し遂げたこと、自分の順番でない時には大きな声で歌を歌いお友達を応援していたこと、その空気感に圧倒されました。
諦めずに練習し成功した(竹馬に乗れた)こと、仲間と励ましあったこと、この経験はこれから先も娘を強くしてくれるでしょう。

以前、こんな問題を出されました。
「アフリカのある部族は、干ばつが続くと雨乞いの儀式をします。その部族が儀式を行うと、絶対に雨が降るというのです。なぜだと思いますか?」
答えは簡単、“雨が降るまでずっと踊り続けるから”だそうです。

これから私は開業し、うまくいくことばかりではないはずです。おそらくうまくいかないことの方が多いでしょう。その時どうするか。
何かを「成し遂げる」ことは簡単ではないでしょう。ただただ願っても行動しなければ、成し遂げることはできません。娘たちのように、絶対やり抜くという強い気持ちを持ち、自分を奮い立たせ、目標達成に向けて粘り強く行動し続けることができるか。

母は、6歳の娘には負けられない!