ソー・ライス

畑 子育て

ソー・ライス

家族で夕ご飯を食べていた時、次女が「ご飯に醤油かけてたべていい?」と尋ねてきました。すると長女が「ソーライスならぬしょーライスだね」と言いました。私はその言葉の意味が分からず長女に尋ねると、「小林社長の話だよ」と。

「タネから客を作って育てる仕事」

昭和初期の阪急百貨店うめだ本店の大食堂の話です。もともとこの食堂の看板メニューはライスカレーで、これにウスターソースをかけて食べるのが人気でした。しかし昭和恐慌のあおりで、より安い5銭のライスだけを注文してそこにウスターソースをかけて食べる客が増えました。これが「ソー・ライス」です。このことが問題視され、ライスだけの注文を禁止する流れとなりましたが、阪急百貨店だけは逆にライスだけの注文を歓迎する姿勢をとりました。昔ここで楽しく食事をしたことを思い出し、将来家族を連れてまた来てくれるだろうと。

今はタネを蒔く時期

長女は小さいころから本が大好きで、その入り口となったのが伝記でした。ぼろぼろになっても伝記を読んでいました。
何にでも興味を持ち、「やってみたい!」という気持ちが強い子です。飽きっぽいと言えばそうですが、今はたくさんのことに触れてほしいと思っています。その中で「選んで」いければいいかなと。
バレエは習いましたがすぐ辞めました。でもこれも経験。
ピアノとフルートは続けています。音楽は好きで、頑張っています。
最近、バスケットボールを習い始めました。

娘が蒔いた種。花が咲かないものもあるかもしれないけれど、興味のあること、好きなことはこれから先、綺麗な花が咲くでしょう。「飽きっぽいな」とか思わず、「選んでいるんだな」と思うようしました。

私もタネ蒔きを

ゼロから独立した私は、まだまだ花は咲きません。こうしてblogを書いても、営業資料を作っても、勉強しても、「仕事している」気持ちにはなれず、落ち込む日もあります。
でも今は「タネを蒔く」時期。私がやりたい、「IT×社労士」と、今一番興味のある「外国人雇用」について、種を蒔いて、じっくり育てていきたいと思います。
外国人雇用については、今度も定期的に書いていきます。