深刻化する人手不足

title 労務

今日は「日本の人材不足」について。これは事業を営む企業にとって深刻な問題です。

1-5月累計の「人手不足」倒産56件 「人件費高騰」が前年同期の2.4倍に

 人手不足の影響が広がっている。2023年5月の「人手不足」関連倒産は12件(前年同月比100.0%増)で、前年同月(6件)の2倍に急増した。

2023年6月13日付 yahooニュースより

最近ニュースでもよく見かける人手不足の問題。少子高齢化の影響はもちろんですが、コロナが明けて経済活動が活発になってからより顕著になり、さらに人件費高騰により、特に中小企業は人を雇いにくくなっています。
今後さらに人件費高騰が進むと、人件費へ充てる資金の余力が少ない企業は、今いる実力のある人材の流出を防ぐことも難しくなりそうです。

また東京の労働力人口の増加する一方で、地方では働き手が減少しています。地方から都心への労働力の流出は今後も避けられないでしょう。

DX化

人手不足に立ち向かうためにまずできることがDX化であると思います。

社労士なので労務について書かせていただきます。
勤怠管理、労働・社会保険の手続き、給与計算、有給管理等には経験や知識が必要です。これらをすべてこなせる人材を確保するには、ある程度の賃金で求人をかけなければいけません。

例えば従業員数30名の会社において、パートの労務管理を担うベテランを採用したとしましょう。1日6時間、週3勤務の場合の1か月の賃金はおよそ66,000円です。(茨城県の最低賃金911円で算出しています)
しかし労務管理システムなら、月額30,000円以下で運用可能です。
※選択するシステム、機能により金額は変わります。
※勤怠管理、労働・社会保険の手続き、給与計算、有給管理、マイナンバー管理は含まれているプランで計算しています。

今回は費用についてのみ書かせていただきましたが、他のメリットを挙げるならヒューマンエラーがないこと、最新の保険料率等に対応していること、ペーパーレスによる印刷費用・保管費用の削減などが挙げられます。

中小企業であれば労務管理すべて社長が本業の傍ら行っていることも多いと思います。私はサクッとできることはシステムにお任せして、本業に集中できる環境づくりのお手伝いさせていただきたいと考えています。