数の違いを考える息子
他社との違い?「差別化」する
近所にいつもお客様でいっぱいのケーキ屋さんがあります。ケーキ屋さんは他にもあるのですが、私もいつもそのお店に行きます。その理由の一番はもちろん「美味しいから」ですが、改めて他の理由を考えてみました。
いつもの店に行く理由
・お店がおしゃれ
・お値段がリーズナブル
・ケーキの種類が豊富
・新商品が次々に出てくる
私の場合、上記のような理由が挙がりました。
他の店にはないものを求める=その人のニーズを満たす
何か事業を始める際に、全く新たな商品を開発・販売する場合は別として、その業種・業界には先輩方が存在します。その先輩方は、既にお客様を獲得しているでしょう。その状況でどうやって顧客を獲得していくか。それには先輩方にないものを提供する=「差別化」するしかありません。では、どうやって差別化するか。
先ほどのケーキ屋と他のケーキ屋の1番の違いは、「ケーキの種類が豊富」なところだと思います。いつ行ってもたくさんの種類のケーキがあるため、その日の気分・用途に応じたケーキが手に入る安心感、選べる喜び。これらが私をはじめとして多くの方の様々なニーズを満たしているのでしょう。
このケーキの種類の豊富さは他で見たことがありません。これこそ差別化でしょう。
差別化する
まずは自分の業界を調べましょう。同業他社を知ることはとても大事なことです。
そして顧客の「ニーズ」をきちんと把握しましょう。
ニーズは人によって様々です。よって万人に当てはまる必要はありません。ターゲットを絞りましょう。ターゲットを絞ることは差別化にも繋がります。そしてそのターゲットに合わせたニーズを考え、商品化しましょう。
「チョコレートケーキがどの店より濃厚」とか「子供向けの可愛いケーキが多い」とか、他の店と違うことで、その店の印象が強くなります。そしてそういったニーズを持った人に支持されるお店になります。
そのあとは営業。その独自性をどうやって伝えるかは大切です。明日に続きます。