書くこと
寝る前に6歳の娘がくれた手紙。
中には「すてきなおかあさんになってね」と書かれていました。
いつもフラットいように、と思っていてもそうはいかない日常。
つい大きな声を出してしまったり、急かしてしまうのだけれど、こういう手紙をもらうとはっとします。
自分が望んで、幸いにも子供に恵まれた今の〝幸せ”を忘れてた?
「ありがとう」とぎゅっとすると、最高の笑顔で「どういたしまして」と言ってくれました。
結婚して10年の主人とは良好な関係ですが、もちろんたまに喧嘩もします。謝る気持ち、許す気持ちになれない時は、結婚当初にもらった手紙を読み返すようにしています。当初の気持ちを少しでも思い出すことで、優しい気持ちになれたりするのです。(私の場合、喧嘩の内容が些細な事だからかもしれないですが)
人間は忘れるのが得意な生き物です。社労士試験勉強中も、自分の特技は忘却力だと自負できるほど、すぐ勉強したことを忘れました。社労士試験の勉強はテキストがあり、何度も再確認できたけれど、これから自分が独立するに際し、今抱いている熱い気持ちや目標、こっそりと抱く野望は、今自分の胸にしかありません。これから勉強し続ける事柄や技術すら都度調べることにあるでしょう。忘れないでおこうと思っても忘れるし、むしろ忘れたほうが頭がすっきりします。安心して忘れるためにも、気持ちや想い、事柄を記録しておく必要があります。これが私がブログを書こうと思った理由の一つ目です。
独立すると、いい意味で顧客を選べるようになると言います。顧客にとっても不満を抱いたままお付き合いしていくより、馬が合う社労士と付き合った方がいいに決まっています。
ブログを通して私の考えや仕事のやり方を知ってもらい、その上でお付き合いできたら、少しでもミスマッチが防げるのではないか、と思ったのがブログを始める2つ目の理由です。
三つ目の理由は、「書く」ことに慣れる、ということ。私は、思ってはいるけど言葉にできない、知ってはいるけど説明できないことが多々ありました。それは、自分の言葉で「文章」にしていなかったからだと思います。頭の中にある事柄や想いを、文章にすることは私にとって容易ではありません。だからこそ、この場を借りて鍛えようと思いました。これから自分の言葉でわかりやすく相手に説明できるようになるために。
まずは一週間。頑張ります。