社労士試験勉強時間の確保と進め方
今日は試験までの勉強時間の確保と進め方について書きたいと思います。
時間の確保
お仕事をなされている方、子育てをなされている方が試験を受けようとなると
どうしても勉強時間の確保が難しいですよね。
私も仕事をして、家事育児をすると本当に時間がなくて、これほど時間が欲しいと思った1年はありませんでした。何とか時間を確保できるのは【朝】。
毎日、4時に起床。
6時までは家事はせず勉強しました。
初めは辛かったですが、慣れると自然と起きられるようになりました。
ここで役に立ったのはスマートウォッチ!
目覚ましをかけると子供が起きてしまうので、
スマートウォッチのアラーム(振動)に助けられました。
子どもが小さいので、私が起きるとすぐ子供が起きてしまう、
という悩みも出ましたが、継続しました。
どうしても子供に添い寝をせがまれたら、布団の中でスマホアプリでひたすら一問一答をやりました。
夜は子供と一緒に寝る!毎日9時過ぎには寝てました。笑
睡眠はとても大事だと思っていて、集中力もそうですが、
寝不足だとイライラしてしまうため、睡眠時間を極端に削ったりはしませんでした。
通勤が車だったので、毎日1つ目的条文を覚えよう!と決め、運転しながら声に出して、暗記していました。隙間時間での勉強は、時間が限られている分、集中して勉強できました。
【朝飯前】という言葉があるように朝はとてもスッキリ勉強できたので
オススメです。
勉強の仕方
使用した教材はクレアールのみです。
〇2021年8月~ 配信された講義+該当箇所の過去問集で過去問を解く
始めは【講義を聞いて問題を解く】という基本的な勉強方法で進めました。
1年目はほとんど勉強していなかったので、初めて取り組むつもりでやりました。
私は、講義(ある程度の内容を理解する)→問題を解く(問われる内容をつかむ)→テキストをざっと読む(問われた内容を条文ベースで確認)を意識しながら勉強を進めました。
しかし、理解したつもりでも思った以上の忘却力!!!笑
繰り返すことの重要性を痛感しました。
中小企業診断士(こちらも科目数が多い試験だそうです)の資格をもつ主人に相談したところ、
『穴のあいたコップ(脳)に常に水(知識)を注ぎこみ満タンを保つイメージ』
で、ただひたすら科目を回す(繰り返す)とアドバイスをもらいました。
ただ、クレアールの過去問集は(他の予備校のものもそうだと思いますが)問題数が多すぎて繰り返すには時間が足りない。。。
そこで私が使ったのが答練講義での問題集です。
クレアールの答練講義の問題集は基本的な重要箇所を全教科まんべんなく網羅しており、又、一問一問の問題文も端的になっておりひたすら解くにはうってつけです。
問題数も、労基、健保、国年、厚年は320問、安衛、労一、社一160問、労災、雇用240問。
なんとかこなせる問題数でした。
2022年5月からはひたすら繰り返す日々。できた問題を含めひたすら解く。
間違えた問題はコンプリ―ションノート(クレアールの小さいテキスト)で確認。
10回は解きました。
苦手な箇所(年金の併給調整、給付制限、60歳前半の厚生年金等)は社労士24のYouTubeをみて、まとめの板書(図表)を丸暗記して、面倒でも問題を解くたびに暗記した図表を紙に書いていました。
本試験の問題に書いた図表(これは給付制限)はこんな感じです。

※年金の給付制限(故→故意、故犯→故意の犯罪行為、重大→重大な過失、指→指示、命→命令、届→届出、×→支給しない、全一→全部または一部行わないことができる、停→全部又は一部を停止できる、差→支払を一時差止めできる)
汚い字ですみません。。。
7月に2回受けた大原の模試の結果は、
1回目が択一38点。2回目は択一45点(総合B判定)
自分の勉強の進め方に自信が持てました。